2020年11月6日金曜日

住民不安を残して工事促進は許せません!

街路樹の赤や黄色が青空に映える秋晴れもあと何度か数えたら雪に覆われる日々になるのでしょう。 11月5日の新幹線・総合交通体系特別委員会で質問しました。 耳慣れない「条件不適土」って何? 北海道新幹線函館札幌間のルートはその8割以上がトンネルです。 トンネル工を掘ったら土が出ます。 北海道新幹線のトンネルルートは鉱山跡地が多くヒ素や鉛など重金属含有の土が出るのは予想されていたこと。 重金属含有の対策が必要な土の受け入れ先選定で小樽市でも札幌市でも住民との合意ができない事例が起きています。 9月17日に北斗市議会の特別委員会に運輸機構から説明されたのが「条件不適土」なるもの。 重金属含有土は煖衝材、遮水シート等を設置した仮置き場に保管し含有重金属の溶出含有量が基準以下になるよう対策をしなければなりません。 当初の見込みが崩れ仮置き場で処理できる土量を超えてしまい、あらたな仮置き場が必要になって北斗市議会特別委員会への報告になったようです。 5日の委員会での質問で 北海道への報告は今年8月 発出現から2年近くたっています。 あらたな仮置き場設置の必要性が生じた事で「条件不適土」についても報告されたとのこと。 あらたな仮置き場設置の必要性が生じなければ「条件不適土」の存在さえ報告されなかった事になるではないか。 「条件不適土」についてはその対策を第三者委員会で審議中と言うことで正体不明のままです。 施工前調査でも見つからなかったのではその信憑性が疑われます。 他の工区でも起こりえること。 住民への説明、情報の公開、工事の中止も含め道として運輸機構へ対応するよう求めました。
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