2021年4月22日木曜日

学びの思いにしっかり寄り添ってこそ

クロッカスかと見間違うほどに小ぶりな水仙が咲いている花壇を見かけました。
いつの間にか季節は冬から春へ! 
コロナ禍の下、昨年の春新生活を歩み出した一年生は児童・生徒も大学生も社会人もかつてない苦労を強いられました。 みんなで励まし合って一年スタートの春を迎えたはずでした。 

 先日(4月12日)道立江差高等看護学院のパワハラ問題の全容解明、学生の処遇救済を求めて道に要請を行いました。 新聞等マスコミでも報道されていますが、教員からの人格を否定するような言動でのパワハラ被害を学生・保護者が訴えています。 実態解明を行う第三者委員会の設置と、パワハラによって休学や留年に至った学生への救済方針を早期に講じるよう求めました。 
 道は昨年9月の時点でパワハラ被害の訴えを把握していながら聞きとりを始めたのが今年3月に入ってから。 4月7日に保護者への説明会が行われていますが「パワハラに真摯に向き合わない姿勢」だと学生らの怒りが広がるなど、道の対応には まじめに解決しようとする態度も希薄であり、何より対応が遅すぎます。
 看護師という何よりも人の命に直結する仕事に就こうとする若い人たちの夢が心ない指導で摘まれることなど決してあってはならない。 「実態解明に当たっては第三者委員会設置を除外せず検証のあり方を検討する」三瓶徹保健福祉部長の応対です。 引き続き注視して行きます。