2021年8月11日水曜日

今年も8月がめぐってきました。

 6日は広島に9日には長崎に原子爆弾が投下されました。 あれから76年目の夏を迎えます。 一瞬にして奪われた命広島ではその年の12月迄には約14万人が亡くなったと推定されています。 長崎では7万人以上が亡くなりました。 かろうじて生き延びた方々も長く健康被害に、そして孫や子への健康影響にも苦しんでいます。 そんな人たちがくるしいおもいに悩みつつ、二度と再びこのような思いをさせないようにと勇気 を持って重い口を開き語り続けた被爆体験。  核兵器禁止の世界的連帯の署名やアピール行動も続けられました。 そしてついに今年1月核兵器禁止条約が発効したのです。世界で唯一の被爆国日本政府がこの署名締結 に参加していないのは世界の七不思議です。 今年は条約発効後初の平和式典が広島・長崎で開催されました。 どちらの平和式典でも松井広島市長、田上長崎市長揃って日本政府に禁止条約の署名・批准をするように と訴えました。 菅首相は挨拶の中で禁止条約に触れることもせず、あろうことか核廃絶に尽力することの大切さを説く部 分の原稿を読み飛ばしたのです。 読み飛ばしも式典に遅れたのも部事務方のせいなんですって! お疲れでしょうから政権交代してゆっくりお休みください。 小樽運河に浮かべた灯籠には「核兵器の全面禁止・世界平和」と「秋の総選挙で政権交代」の誓いを込めました。    北海道四区予定候補 松井真美子四区国会事務所長と共に!

2021年6月3日木曜日

緊急事態宣言延長!事業者支援の周知徹底を!


季節は早くも春から初夏へと移ろい朝夕の寒さからも解放されつつあります。芝桜も見おさめ!スマホで撮してみましたが説明が必要ですね!「皆既月食」ですよ! 新型コロナウイルス拡大の収束がなかなか見えません。ワクチン接種も「電話が繋がらない」「かかりつけ医がないときはどうすれば?」等混乱が続く毎日です。 緊急事態宣言が延長になり、事業者の皆さんは経営維持の不安が続きます。 国も道も十分な経営維持のための十分な補償に本腰を入れるべきです。 緊急事態宣言による休業や時短、外出自粛によって影響を受けた事業所への支援は一時支援金から月次支援金へと変わりました。 経営持続化給付金の不正受給が問題となり、そうしたことを防ぐためとして支援金の申請では登録確認期間での事前確認が必要となります。 国の制度ではありますが、道として全ての事業者に制度周知の為に努力を!と6月1日の経済委員会でも質問しました。 せっかくの制度も知らなかったでは済まされません。 さて我が身にもワクチン接種予約クーポン券が届きました。日程調節しながらかかりつけ医に連絡をと思っていたら「すでに満杯らしいよ」 との噂が・・・ひえー!

2021年4月22日木曜日

学びの思いにしっかり寄り添ってこそ

クロッカスかと見間違うほどに小ぶりな水仙が咲いている花壇を見かけました。
いつの間にか季節は冬から春へ! 
コロナ禍の下、昨年の春新生活を歩み出した一年生は児童・生徒も大学生も社会人もかつてない苦労を強いられました。 みんなで励まし合って一年スタートの春を迎えたはずでした。 

 先日(4月12日)道立江差高等看護学院のパワハラ問題の全容解明、学生の処遇救済を求めて道に要請を行いました。 新聞等マスコミでも報道されていますが、教員からの人格を否定するような言動でのパワハラ被害を学生・保護者が訴えています。 実態解明を行う第三者委員会の設置と、パワハラによって休学や留年に至った学生への救済方針を早期に講じるよう求めました。 
 道は昨年9月の時点でパワハラ被害の訴えを把握していながら聞きとりを始めたのが今年3月に入ってから。 4月7日に保護者への説明会が行われていますが「パワハラに真摯に向き合わない姿勢」だと学生らの怒りが広がるなど、道の対応には まじめに解決しようとする態度も希薄であり、何より対応が遅すぎます。
 看護師という何よりも人の命に直結する仕事に就こうとする若い人たちの夢が心ない指導で摘まれることなど決してあってはならない。 「実態解明に当たっては第三者委員会設置を除外せず検証のあり方を検討する」三瓶徹保健福祉部長の応対です。 引き続き注視して行きます。

2021年1月25日月曜日

核兵器禁止条約発効~核兵器の終わりの始まり

2017年7月に国連会議で122カ国の賛成で採択された核兵器禁止条約 わずか三年あまりで50カ国での批准が成立し1月22日に発効となりました。 日本各地はもちろんのこと世界各国で喜びといよいよ世界から核を廃絶していこうという決意の取り組みが行われました。 小樽市でも原水協小樽が中心となり、各団体の皆さんがスタンディングを行いました! 夕方5時半の小樽駅前はやっぱり気温が下がりはじめ、風も強くなり思ったより寒さが身にしみました。 でも参加者異口同音に喜びを言葉にし、今日からまたあらたな第一歩を踏み出す決意を語りました。 私もマイクを握らせていただきました。 広島・長崎の原爆投下から75年を経て被爆者の二度と同じ被爆者を作らせないそんな思いが世界の人々の心を動かし今日という日を迎えたこと。 コロナ禍では核兵器は何の役にも立たないこと。今必要なのは役に立たない核兵器に多額の費用をかけるのではなく医療や医療従事者、介護職員への手厚い支援であること。 安全保障理事会の常任理事国5カ国は核保有国。核兵器禁止条約には参加していません。アメリカにいたっては昨年10月批准国に批准取り消しを迫る書簡を送りつけルという前代未聞の攻撃をしていました。 でもそういった攻撃に屈することなく毅然と発効までこぎ着けた力が世界の流れを変える力になっています。 コロナ禍が去った後の新しい世界。新自由主義や自己責任論が大手を振ることのない社会。そんな社会を作っていきたいとの希望も思わず語っていました。 まずは日本の政権にこの条約に参加して貰わねば。参加しないというなら参加する政権を作るまでです。